2007.01.10 Wednesday
九州歯科大学
![]() 九州歯科大学 福岡県北九州市小倉北区真鶴2-6-1 設計 山田守 竣工 1967(昭和42)年 撮影時期 2007年1月 山田守の九州における建築といえば、近代建築・近代化遺産ファンの間では逓信省時代の門司郵便局電話課(北九州市門司区)が有名ですが、彼は戦後も民間の建築家として活躍し、福岡と熊本県にも何件か設計しました。これから数回に渡って福岡県を中心に山田守作品を紹介していきます。まずは九州歯科大学から。 ![]() 九州歯科大学は校舎と付属病院の全面的な建て替え工事が行われています。付属病院は既に竣工しており、現在は新校舎がほぼ完成した状況。この新校舎が国道3号線沿いに大きくそびえ立ち、国道から奥の様子がほとんど見えません。だから私は山田守の建物はてっきり解体されたと考えていたのですが、実はまだ一部が残っていました。 新校舎に引っ越し後は解体されるでしょうから、見ておきたい人はお早めに。付属病院が隣接しているので撮影の際はいちおう気をつけてください。 ![]() 立面の端から端まで水平連続窓が通っています。山田らしいデザイン。後付けの配管や室外機で雑然とした雰囲気になっている点が仕方ないとはいえ惜しい。本来の立面はもっとシャープなはずです。 ![]() 左が国道沿いの新校舎で奥の高層棟が付属病院。 ![]() 時計台のデザインはいま見てもかっこいい。 ![]() ▲国交省 国土画像情報(カラー空中写真)から引用、撮影時期 昭和49年度 敷地中央の東西に直線的に延びる建物のみ現存。 ▲Googleマップ(近年の状況) かつて道路側にあった、山田の設計による湾曲した建物は解体後しばらく駐車場でした。ここに前述の新校舎が建てられています。 【関連サイト】 |







