
サンクタスコート芦屋
兵庫県芦屋市浜町
設計 大江匡
竣工 2005年
撮影時期 2006年1月
これも芦屋浜シーサイドタウンに向かう途中で見付けた集合住宅。大江匡氏が率いるプランテック総合計画事務所が設計したマンションです
※1。私が訪れたときは竣工直後だったらしく、まだほとんど入居していませんでした。
※1 プランテックの公式サイトでは、グループ企業のプランテックスタイルの業績になっています。
1枚目の写真はフラット住戸5階建の中層住棟。共用廊下側を全面開放できるという面白いプランらしいのですが、しかしもっと注目すべきはこの背後にある低層棟です。

3階建住棟が南面平行配置で並び、道路に面する妻側(側面)には窓ひとつありません。住棟間には3階分の高さと同じ鉄格子(下半分は門扉)が設けられ、部外者を物理的にも心理的にも遮断しています。敷地全体をブロックするゲーテッドコミュニティ
※2 というやつですね。ただ、敷地出入口が複数あるのは本来のゲーテッドコミュニティとは異なっているように思います。
※2 日本のマンション業界はゲートコミュニティと呼んでいます。

車が出入りするための大型鋼製吊り戸、その傍らには人の出入り用の扉があります。面格子を横桟にしたり明るめの色調を使って閉鎖感を極力抑えるようにしているものの、こうして見ると何となく「檻の中」を連想してしまいます。

格子越しに内部を見る。低層棟は3層メゾネット。向かい側の住戸内部が見えないよう、ガラスブロックを多用しています。基本的にあまり生活臭を表に出さないデザインです。それにしてもちょっとクール過ぎないかなあ。

隣地境界側の立面。なんてシンプルな… 竪樋すら露出していないのは泥棒がよじ登るのを防ぐためでしょう。
関西の団地シリーズは今回で終わります。
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