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三菱 端島炭鉱 65号棟(報国寮)01
65号棟03
三菱 端島炭鉱 65号棟(報国寮)
長崎市端島
設計 清水建設九州支店
竣工 1期 1945(昭和20)年
カメラ Nikon D50 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

65号棟(通称 報国寮)は端島最大の建物です。構造はRC、用途は鉱員社宅。昭和19年に着工して昭和20年の終戦の年にまず1期工事として北棟7階建が完成、昭和22年に北棟の8・9階を増築(2期工事)、昭和24年に東棟9階建てが完成してL字型に(3期工事)、昭和27年に東棟屋上に保育園を増築(4期工事)、昭和33年に南棟10階建てが完成してコの字型の現在の姿が完成します(5期工事)。1枚目の写真は学校のグラウンドから見たところで、左から70号棟(小中学校)、65号棟(北棟)、69号棟(病院)。
病院側を北棟、中央部を東棟、神社側を南棟とする。呼称は『軍艦島実測調査資料集』による。

65号棟04
片持ち部分の内側にはエレベーターシャフトがありましたが、結局エレベーターは設置されていません。

65号棟05

65号棟06
50段と呼ばれる階段を上って56号棟(宮の下社宅)の横から見たところ。

65号棟01
コの字型の中庭から住棟を見上げたところは軍艦島を代表する光景のひとつ。

65号棟07
屋上の保育園は時間がなくて未見。

65号棟08

65号棟09

65号棟10

65号棟11

65号棟12
北棟の居室から中庭を見る。左が昭和24年竣工の東棟で右が昭和33年竣工の南棟。両者の傷み具合に大きな違いがあるのが一目で分かります。時間差だけでなくコンクリートの品質や施工水準に差があったことを示しているといえるでしょう。

65号棟13
中庭には公園がありました。ブランコなど鋼製の遊具は錆びて崩壊しましたが、コンクリート製の滑り台は残っています。(続く

【参考文献】
  • 『軍艦島全景』(オープロジェクト、三才ブックス)
  • 『軍艦島実測調査資料集』(阿久井喜孝/滋賀秀實 編著、東京電機大学出版局)

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