2010.07.24 Saturday
十字架の塔
![]() 十字架の塔 福岡県遠賀郡水巻町古賀3-18 建立 1945(昭和20)年 撮影 2010年1月 カメラ Canon PowerShot S90 太平洋戦争中に捕虜になった連合国軍兵士の中には、日本の炭鉱や工場で強制労働に従事させられた人達も少なくありません。水巻町の日炭高松炭鉱にも、インドネシアやシンガポールから千人を超えるアメリカ・イギリス・オランダの兵士が連行されてきました。この「十字架の塔」は日本で亡くなった捕虜の方々の慰霊碑ですが、建立の経緯は必ずしも純粋な追悼の念というわけではなく、終戦後の戦犯追及を恐れた会社側が調査が入る前に急いで造ったものです。 ![]() その後、この慰霊碑の存在はほとんど忘れられて荒廃しますが、水巻町で強制労働させられていた元オランダ兵のウインクラー氏が1985(昭和60)年に当地を訪れて十字架の塔の整備を町に要望。それ以来、地元の人々が手入れをするようになり、水巻町とオランダとの間で国際交流が行われるようになりました。 ![]() 十字架の塔からの眺め。正面にボタ山が見えます。 ![]() 水巻町や日本各地で亡くなったオランダ兵捕虜871人の名前を記した銅板。 ![]() 大きな地図で表示 マーカー上から、十字架の塔、石炭関係の石碑群、躍進の像 【関連エントリー】 |





